ちゃんまのソウル旅

夜の東大門デザインプラザ(DDP)

夜景ツアーの最終地は「東大門デザインプラザ(DDP)」
ここは前日の日中に訪れた場所ですが、夜景が綺麗なことでも話題性がある場所です。
日中の東大門デザインプラザ(DDP)

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夜になると中の灯りが漏れて、それが光る蛇のような竜のような様相でもあり、
宇宙船のようでもあり、日中に増して近未来的な雰囲気を醸し出しています。

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前日に行った時は気づかなかったのですが、ガイドさんのお話で新たな事実を知りました。
以前ここは東大門運動場だったのですが、このデザインプラザを建設するために掘り起こしたところ、貴重な遺跡が発掘されたということ。
運動場の下に、このようなアーチ型の水門と城郭も埋もれていたということ。

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この城壁の下の色の違う部分が、発掘された本物の城郭で、その上に新しく石が積まれています。

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当初ソウル市は東大門運動場の場所に東大門デザインプラザとギャラリーなど文化施設だけを作る計画だったのが、掘り起こしてみたら城郭と建築物の遺構が発掘されたため計画を変更し、この場所を「歴史文化公園」として遺跡を見れる公園にしたということ。

それで、近未来的な最新の建築物を一歩出ると、600年前に築かれた城郭や遺跡が存在するという不思議な場所となったわけです。
ソウル全体的に、最新技術を起用したものと歴史が感じられるものとが混在していて
それが面白くて好きなのですが、ここはそれを象徴するような場所です。

東大門と言えば、古くからある洋服の卸市場とファッションビルが象徴的な街でしたが、
デザインプラザができたことで、同時に歴史も掘り起こされ、
新たな魅力を持つ街に生まれ変わったように思います。

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